ultima TOKYO スマートバッグ 77611を触ってレビュー

ultimaTOKYOのショルダーバッグ、スマートバッグを実際に触ってみました。
スマートという名前通り容量は小さめですが、その容量をわかって購入すればとても使いやすいバッグだと思います。

触って:最低限の貴重品での外出にピッタリの大人ショルダー

amazonです。
段ボールの中からこんな感じで出てきました。
二重の包装で結構しっかりしていますね。

今回選んだのはレッドです。
本当は黒や紺色の方が使いやすいんでしょうが、ちょっと在庫がありませんでした。

ただ、赤といっても結構落ち着いた赤です。
大きさは、かなり小さめ。500mlのペットボトルもマチの関係で入りませんよ。

これは裏側ですが、右上と左上の金具穴がショルダーバッグのヒモを引っ掛けるやつです。
使わないときには引っ込めておくことができます。

薄マチタイプのバッグなので、横から見るとこんな感じ。

メインスペース。
ファスナー付きこそありませんが、そもそも容量の小さいバッグなので十分です。

持ち歩きそうなものを収納してみます。

一応入ることには入りますが。

アウトよりのセーフでした。
私の長財布はかなり薄型なので、ガッチリした長財布の方は本当に財布とスマホと鍵で終わると思います。

ファスナーがultimaTOKYOのロゴが入っていてカッコいい。

前側にあるのは、ブランドマークですね。
ultimaTOKYOの文字が入っていることが多い同ブランドですが、個人的にはこっちのほうが好みです。
なんとなくDunhill感が感じられるあたり、狙っているんじゃないでしょうか?笑

肩紐をつなげることで、ショルダーバッグとなります。
肩紐も安っぽくなく、肌さわりが少し良いタイプの生地でした。

気まぐれで赤を選びましたが、ワンポイントに赤はいいかもしれません。
私は暗い色のコーデが多いのですが、ワンポイントにはちょうどよいですね。

白Tで。身長は180cmです。

クラッチバッグとして。
クラッチバッグとしては小さめで、書類を入れるようなものではありません。
しかし、バッグinバッグも兼ねてとなると、丁度よい大きさだと思いますよ。

ただ、柄物っぽいアイテムとかぶせてしまうと、レッドは少し派手っぽく感じますね。
そもそもジャケットと靴下がうるさすぎるという話ではありますが。

基本情報と評価

ブランド:ultima TOKYO

ultima TOKYOは、スーツケースのproteca等で有名なエース株式会社のメンズ向け自社ブランドです。
エース株式会社はテレビCMなどもやっていますし、70年以上の歴史を持つバッグ業界ではとても大きな会社。
ですので、ultima TOKYOのつくりも安定しています。
日本製でこそありませんが、縫製などが乱れていることは見たことがありませんし、使い勝手もとても良い!
特に、スーツケースに強みを持つ会社らしく収納まわりへのこだわりが伺えますね。

デザインは、社会人向けの落ち着きと、男性が見て「カッコいい」と思えるシンプルな渋さが共存しているイメージですかね。
攻めすぎることは決してありませんが、野暮ったいということもありえません。
「お金にある程度あって、服にも気を使う社会人が年齢相応のバッグの中からカッコいいの選んだよ!」
でultimaTOKYOが出てくる感じだと思っています。

問題は、すこし高めな価格。
伊勢丹やら高島屋などのデパート紳士向けバッグ売り場に置いてあるブランドなので、少しします。
バッグ会社の自社ブランドで、日本製じゃないのになぁと少し思ってしまう価格ではあります。

ultima TOKYO 77611

大きさ タテ18cmxヨコ26.5cmx持ち手の高さ55.5cm
主な素材 牛革
生産国 ベトナム
重量 330g

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良い点まとめ

  • 使いやすいデザイン
  • 内側の仕切りが充実
  • ショルダー・クラッチ・バッグinバッグの3WAY
気になった点まとめ

  • 価格
  • 容量さすがに小さいかも

気になった点から。

まずは価格です。
ultima TOKYO全体に言えるのですが、「あと2,000円定価が安かったら嬉しいなぁ」と個人的には思います。
・メンズのファッション好きにしか知名度が無い
・生産はベトナムなど海外
・バッグ会社のオリジナルブランド
この3つの条件を考えると、ちょっと割高感を感じるわけです。

ただ、コスパが悪いというわけではありません。
デザインや大手バッグ会社特有の使い勝手の良さを考慮すると、十分もとはとれるでしょう。
ただ、他のバッグ会社のオリジナルブランドと比べると少し価格は見劣りするのです。

また、容量についても少し問題と感じる人が多いかもしれません。
薄まちタイプなので、結構小さいです。
本当に最小限のものしか入りません。
もし、もう少しものを入れたいのであれば、マチがあるタイプの方をオススメします。
ultima TOKYO 3WAYスマートバッグIIマチあり 77752を触ってレビュー

 
良い点について。

デザインは、ultimaTOKYOの定番さかげんが素晴らしいと思います。
社会人が持つのに丁度よい落ち着きと、シンプルながら持っていて「かっこいいじゃん」と思えるデザインです。
イメージ的には「守りめなTAKEO KIKUCHI」だと思っています。

また、内側の仕切り(ポケット)が充実しているのも素敵です。
ファスナー付きはありませんが、この小さいバッグであればそもそもそんなにいりません。
小銭入れや鍵が入る部屋がしっかりと用意されているのはとても使いやすいと感じました。
収納機能が多すぎず・少なすぎず、スーツケースに強いエース株式会社らしいこだわりだと思います。
収納機能の考え方になにか法則とか公式とか社内で持っているんじゃないでしょうか?

そして、3WAYであることはとても大きなメリットだと感じました。

このバッグは、肩紐を着ければショルダーバッグに、外せばクラッチバッグ/バッグinバッグになります。
確かに、クラッチバッグを日頃使うという人は少ないかもしれませんが、ショルダーバッグ/バッグinバッグの切り替えは結構嬉しいですよ。
例えば、トートバッグで買い物に行こうと思ったときに、ショルダーバッグの肩紐を外してショルダーバッグに入れることができます。
財布と携帯電話と鍵を入れ替えて・・・ということがありません。
で、旅行で使うときなどには、ちょっと食事に出る際にクラッチバッグとして持ち歩けるわけです。

 
 

「最低限持ち歩きたいもの」は人によって違います。
このバッグの容量は小さめなのですが、ピッタリという人も中にはいるはず。
そんな人にはとても素敵なバッグだと感じました。