スウェーデン設立、Amazon系ブランドが手掛けた高コスパ北欧系リュックサック、The Friendly SwedeのSTORVRETAの購入レビューです。
【結論】STORVRETA購入のすすめ【The Friendly Swede】
こんな人におすすめ
- コスパを重視したい
- 快適性よりデザインの方が大事
- 街歩きで使いたい
こんな人は別のを買おう
- 山登りなどハードな場面で使いたい
- ブランドにこだわりたい
- 細部まで高品質なバッグを探している
確かに、アウトドアシーンや暑い季節の使い勝手の悪さを感じる部分はある。
しかし、高評価を得るに値する気配り・機能性・デザインは確かに高コスパ。お金をかけるところと、抜く所の判断がとても上手だと思う。
北欧リュックといえばRAINSが有名だけど、RAINSよりもデザインに癖がなく幅広くオススメできそう。ポケット数も多いし。
圧倒的お得感は無いものの、他と比べるとお得。
こんな感じの”程よく大人”なデザインってこれより安いと質が悪かったりするから、これを選ぶのは一つの正解。
同じターゲットを狙うライバルが少なく、Amazonで勝てる感のある商品。Friendly SwedeのAmazon商品開発力の上手さが感じられた。
STORVRETAのポイント【The Friendly Swede】
フォーマル過ぎないシンプル感=北欧デザイン
とてもシンプルな見た目ながら、マットなゴムのような質感で程よくカジュアル。
ブラックを選んでも、案外カジュアル感があった。
右下のロゴもAmazonの商品画像よりかは見える。目立たないけど。
当サイトの基準だと30代以上向けかなぁと思ったけど、20代向けという感。
マットなゴムっぽい質感は本当にお上手で、謎の高級感?というか特別感というかこだわり感がある。
「お上手」というのは、使われている「ラバライズドPU素材」は多分本革とかよりも安いと思うんだけど、でも決して安っぽく見えず、「オシャレだと思うから選びました」感が出てる。
強度についても、ためしに強めに引っ掻いてみたけど傷も目立たない。ある程度傷にも強い素材みたい。
お値段の中での努力がわかる
決して高い価格ではないけど、その中で色々工夫が光っていた。
Amazonで高評価アイテムを排出しているブランドっぽい。「お前らココ気になるんだろ!?」ってところを突いてくる感。
高級感は無いけど袋付き
ちょっとお高めなバッグとか靴とか買うと付いてくるよね。
袋の素材は安いやつで、高級バッグのそれとは違うけど、付いてくるとやっぱりうれしい。
プレゼントする場合とかでも袋付きだとちょっと「おお!」と思ったりしちゃうからね。
これ原価100円プラスだとして、絶対入れて正解だと思う。
ファスナーがしっかりしている
ファスナーのブランドはYKKではないみたいだけど、しっかりしていた。
すぐ壊れることは無さそうだし、長く使えそう。突っかかりもない。
Amazon中華系な激安バッグだと、度々ファスナーがゴミなんですよね。
内側の小ポケットのファスナーもスムーズだったので、素敵だと思った。
ファスナー大事!!!!
取り外し可能なストラップ
買う前は正直「いらねえだろ」と思った。
でもこれはあったら嬉しいわ。
まず、プラプラしてると謎のオシャレ満足感がある。実際オシャレかはその人の感じ方だけど、私は付いていたほうが好き。少しカジュアル感が出て可愛い。
そして、このストラップは取り外し可能で、別のファスナーにつけられる。
開閉が一番多いメインスペースのファスナーに付け替えれば便利になると思う。
長さ調節金具もなんかカッコいい
機能性が高いわけではないが、ある程度カッコよくて雰囲気を損なわないデザインでGOOD。
シルバーの光沢感が強い感じで、ちょっと機能性が高そうに見えるカッコいい見た目。
でも実は長さの設定方法は普通。笑
価格が高くなるくらいなら、それでいいっす。そもそもアウトドアとか信頼性が必要になるシーンでは使わないようなアイテムですから。
アウトドアブランドでも度々おざなりになっていたり、安っぽくなってたりするポイントですが、ここもしっかり抑えています。素敵。
ファスナー付きポケット数が4つも
大人っぽいリュックサックって、度々ポケット数が少ない。
特にファスナー付きは少ない。例えば同じ北欧系のRAINSの代表的なリュックとか、ファスナー付きポケットが無いよね。
その点、このリュックは外側に2つ、内側に2つで合計4つも付いている。素直にすごい。
外側の1つ、背中側のポケットはPCスペース。13インチまで対応とのこと。
PCスペースはふかふかPADが入っているわけではないが、ガンガンぶつけたり重い荷物と一緒に入れなければ使えそう。
背中までゴム素材だから夏蒸れそう
背中側も、外側と同じ素材。
夏は絶対蒸れる。
ここらへんは、アウトドア系ブランドやバッグブランドとの違いだなぁと思う。
ハイキングやらのガッツリ汗かきそうなシーンにも向かないかなぁ。
ただ、その分安くなっているとも言える。
「街使いで、見た目と低価格を重視したい」という人には良い。
内布は少しペラくて安っぽい
内側の布が少し薄くて安い感じがする。
中国系バッグとか、安いブランドによくある内布の感じ。
どこか破れているとか縫製がひどいとかは無いので問題は無いが、価格がもう少し上の日本製ブランドと比べると、どうしても差が出るよね、という感。
まぁ、この価格帯では仕方ないと思う。
外からは見えない部分なので、外見・機能性(=ポケット数)・価格を優先した結果と考えれば十分受け入れられる。
オンライン系雑貨ブランド
名前の通り本当にスウェーデン発のブランドっぽい。本社表記ががスウェーデンなので。
だが、元々バッグのブランドではなく、Amazonで雑貨を売っているブランド。
ipad用のペンや、ゴーグルなども作っていて、それぞれ高評価。
日本の他、ヨーロッパ圏やアメリカでも販売を行っている。
「Amazon系ブランド」と聞くとなんか不安になるけど、今回の商品を見る限り品質に問題はない。
よくある中華系残念ブランドとは全く違っていた。
むしろ、「抜くとこ抜いて、こだわる所こだわる」というAmazonブランドらしい、上手な商品開発をしていると思った。
当たり前だけど、知名度は皆無。ドヤることもできない。
でも、「スウェーデンのブランドだよ」と言えるのはめっちゃデカイ。デカイよね?
ブランド聞かれてもなんとなく答えやすい。