日本製なのに定価が5,300円(税別)という驚異的なショルダーバッグのPWL-5303をレビューします。
触ってみて、上手にコストカットしているなぁという印象でした。
大人でも持てるデザインの日本製バッグをこの価格に抑えたのは素敵な発明だと思います。
触って:作りは少し不思議だけど、十分使えるよ
amazonでの注文です。
1万円以下のキャンバス生地のバッグにしては珍しく、二重包装でした。
開けました。
肩紐が別でついているタイプです。
ショルダーバッグ・クラッチバッグ・バッグinバッグで3WAYとなっています。
大きさは小さめですね。
金具はシャンパンゴールドです。
裏側。
肩紐掛ける部分が付いています。
結構簡易的です。
あと、肩紐がなんだか紫っぽいんですよね。
せっかくだったら色を合わせてほしかった・・・。
しかしながら、日本製で5,300円+税。
それなら仕方ないよね感はあります。
縫製などの質はしっかりしている印象です。
前面のロゴ部分と生地感。
キャンバス生地ではありますが、紺+革なので大人っぽいデザインになっています。
ロゴもかなり抑えられていて、デザインは使いやすいと思います。
謎仕様1。
メインスペースのファスナーが2つ付いている。
こういうパーカー時々ありますよね。
正直、どういうときに便利なのかはわかりません。
メインスペース内側。
内ポケット等はありません。
まぁこの大きさならば、中身がごちゃごちゃになることもないので、困らないでしょう。
謎仕様2。
メインポケットのファスナーが短い。
コストカットのための仕様かなぁと思いました。
違和感はありますが、まぁ困りません。
持ち歩きたいものを入れてみます。
この量だと、ある程度外ポケットを使うことになりますね。
私は文庫本スペースがあるのは嬉しかったです。
横から見た図。
マチはほぼないので、容量は入りません。
貴重品を中にいれて、外側にその他のものを入れるイメージですね。
最低限+文庫本や手帳を持ち歩くバッグとして丁度よいと思いますよ。
ペットボトル等の収納は無理ですね。
できないことはないけど。
こうなります。
金具も、すごいガッチリしているわけではないけど十分だと思います。
クラッチバッグとして。
カジュアルですね。気取ってない感じが使いやすいです。
ショルダーバッグとして背負いました。
シンプルで落ち着いています。
大人が使っていても違和感はないでしょう。
取り出すイメージ図。
基本情報と評価
Platform
Platformは大阪の鞄企画・生産会社の十川鞄株式会社の自社ブランドです。
会社は70年以上の歴史を持っているので、信頼を置くことができます。
日本製のバッグが多いのですが、上手にコストカットを行って良心的な価格設定を実現しています。
デザインは社会人でも持ちやすい落ち着いた見た目です。
Platform ウィリアム 3WAYショルダーバッグ PWL-5303
大きさ | タテ20cmxヨコ29cmxマチ3.5cm |
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主な素材 | コットンカツラギ織/革付属 |
生産国 | 日本 |
重量 | 270g |
- 日本製なのに安い
- 落ち着いた見た目
- 3WAY
- 短いファスナー
- 2つのファスナー持ち手
- 肩紐の色問題
気になった点から。
ファスナーが短い問題。
致命的な問題ではありません。
見た目では「取り出しづらそう」と思うかもしれませんが、実際に触ってみて許せる範囲内でした。
価格を下げるために仕方なかった選択でしょう。
ただ、初見では気になります。
次に、メインスペースのファスナー持ち手が何故か2つ付いている問題です。
そして2つ付いているがために、短いファスナー全体が更に圧迫されているわけです。
1つにしたら何か問題があったのかもしれませんが、2つ付けたらそれはそれで不思議な感じがします。
最後に、肩紐の色問題。
画像だと分かりにくいかもしれませんが、バッグの紺色と肩紐の紺色は少し違います。
肩紐の紺色は紫に近い色なので、よく見ると少し浮いたように見えてしまうんですよね。
多分、周りの人からは気にならない程度だと思いますが、背負っている本人は気づいてしまうので残念な点でした。
良い点について。
まず、日本製にもかかわらず余裕で1万円を下回るこの価格はとても素敵だと思います。
コストカットにより生まれてしまったと思われる謎仕様はありますが、それでも質は保たれています。
縫製が汚いとか、金具がすぐ壊れそうということもありません。
次に、見た目です。
社会人に丁度よい落ち着いた見た目です。
そうだよコレでいいんだよ!的なデザインです。
キャンバス生地を大きく使っているのに、キレイ系寄りにまとまっているのは魅力的ですね。
安っぽくもありませんでした。
最後に、3WAYであることです。
トートバッグの中にそのまま放り込める大きさなので、財布などの貴重品をバッグからバッグへ入れ替える作業が必要ありません。
旅行なんかでは大活躍する機能ですよね。
正直、最初触ってみて気になる点はいくつかあります。
ただ、どれも致命的ではなく、「日本製・5,300円(税別)」を実現するための工夫なのでしょう。
「安く日本製の安定したショルダーバッグを実現したい!」という意欲が感じられる素敵なバッグだと感じました。