- クラウドファンディングで大人気だった!
- モンゴルの上質な革を使っているらしい
- 高コスパらしい
と話題のトートバッグブランドのHushTug。
展示場でお話を聞いてきました。
ちなみに、amazonや楽天の販売は行っていないみたい。
HushTugの公式サイトはここです。
展示場へ
展示場、というか会社の本社へ!
高田馬場と落合の間くらい。ちょっと歩く!
エントランスで最初にいたのはくまちゃん。
一室が展示場になっていました。
誰でも気軽に入れる!的なのではありませんので、先に連絡してから訪問しましょう。
トートバッグの他、クラッチバッグやスマートウォレットもありますね!
新しいブランドなので、商品数は少なめ。
その分シンプル王道系で押さえにいっている感じでした。
では、早速トートバッグを詳しく見ていきます。
生地が厚めでパーツが多し!すごい良いと思った
今回主役のトートバッグがこちら。
男女兼用とのこと。
ブラック
ブラウン
ネイビー!
すっごいシンプルなデザインで、外側にブランドロゴもついていません。
ファスナー付きなので、ビジネスにもすごい良さげです。
あと、見えにくいかもしれませんが、口の部分のパーツが多めです。
片側で2枚つかっています。
コスパ重視系のトートだと「できるだけパーツの数を少なく」なんてことをしているので、意外でした。
内側は両サイドにポケットがついています。
片側にはファスナー付きポケット。
内側のファスナー持ち手にも革の取手がついているのは親切な配慮です。
もう片側には大きさの違うポケット。
ポケットがデロンとなっていないので、内側もシャキッと格好いい。
唯一のブランドロゴはここにあります。
縫製で気になるところもありませんでした。
糸がビローン的なのもありませんでしたし、縫い目がよれていることもありません。
(まぁ展示品だから気をつけてくるというのもありそうではある)
生地は「スウェード風の生地」。
スウェードではありませんが、ナイロンのテロテロした感じがなく、高級感があります。
内布はひっくり返せます。
掃除のときに便利なやつ。
大きさですが、MacBookProの15インチが余裕を持って入るくらい。
カバーを付けても入りました。
A4ファイルなんかは余裕です。
同じ生地のクラッチバッグ兼バッグinバッグも今後発売されるみたい。
バッグinバッグと一緒に買うのはとってもオシャレだと思う。
クラッチバッグは今後発売するみたいです。
肩紐は余裕があります。
サイズも十分な大きさがあるので、男性が持っていてちょうどよいと思いました。
革の香りもとても良かったです。
また、ファスナーもすごいスムーズで、安っぽさは感じませんでした。
個人的に推していたEVERWINのレザートートと比較してみる
定価がだいたい一緒のコスパ高い系トートバッグ、EVERWINのEVERWINのEW22109と比較しました。
比較からわかったHushTugの特徴
- 革の使い方が大きく気前がいい
- パーツの数が多く、構造が丁寧
- 革が厚くて自立する
- 内布に高級感がある
左が私が日頃使っているEVERWINのEW22109です。
定価ではEVERWINの方が1000円ちょい安いですが大体同じ。
EVERWINトートも、日本のバッグ製造会社の自社ブランドなので、コスパは高いハズ。
実際、日頃使っていてとても気に入っています。
ということで、同価格帯の高コスパ系シンプルトートを比較してみましょう。
まず、前面の部分。
EVERWINはは革が真ん中で切れています。
革の大きさを抑えることで、裁断するときの無駄を少なくしているのでしょう。
また、持手の縫い付け部分が、外の革まで見えていますね。
HushTugは、表と裏の2枚の大きな革が特徴的。
HushTugの方が、少し贅沢な革の使い方をしているようです。
EVERWINでは見えていた持手の縫い付け部分が見えないのもポイント高いです。
持ち手。
EVERWINは、結構ぐにゃぐにゃ。
これはこれで、肩掛けで使いやすい。
持手のつくりも、「1枚の革を丸めて持ち手にしている」という構造。
縫い合わせる工数やパーツ数が少なくて済む作り方に工夫されているようです。
それに対してHushTugの持ち手。
ガッチリしています。
曲がるのはある程度までで、シッカリ感じがありますね。
持手のつくりは、「2枚の革を重ねて両端を縫い合わせる」という構造。
EVERWINよりも丁寧な構造になっています。
自立について。
EVERWINは自立しませんが、HushTugは自立します。
下の写真は、どちらも物は入っていません。
HushTugで驚いたのが、何も入っていなくてもピシッときれいに自立すること。
もちろん、クタッとしたのはクタッとしたので使いやすいのですが、自立してくれるHushTugはシッカリした感じがあるのは事実。
HushTugの裏側です。
自立しますが、鋲はついていません。
なんか硬いっぽい革だか型紙だかで上手に自立させられているみたい。
ちなみに、下の写真のブラウンが、3ヶ月使用した後の使用感です(HushTugの中の人のもの)。
自立は崩れることはありません。
その方は、「持手の部分が少しやわらかくなったと感じる」と言っていました。
内側について。
すでに解説しましたが、感動したので比較で伝えます。
HushTugは内側まで高級感があります。
内側はEVERWINよりもHushTugの方が好きです。
以下はEVERWINの内側です。
緑色でカッコいいのです。
ただ、ナイロン感がありますよね。
それに対して、HushTugの内側はスウェード風の生地なので、高級感がありました。
EVERWINを気に入って使っていますが、正直、定価の価格で両方を並べられたらHushTugを選びます。
並べてみると、HushTugの方が高そうです。
ただ、なんかEVERWINダメみたいな論調になってしまいましたが、そんなことはありません。
柔らかクタッと系のトートはカジュアル感もあって使いやすいというメリットもありますし、個人的には満足しています。
EVERWINはAmazonで時々値引きされていたりするので、値引きの額によっては僕はEVERWINのトートもすごい良い選択肢になると感じました。
革が厚くてシッカリ感のあるシンプルなトートバッグを探しているなら、HushTugは本当に素敵だと思いました。
確かに、ブランドの知名度はありません。
ブランドの安心感やドヤりたい欲が強い人は選ぶべきではないでしょう。
また、価格最優先の人にも2万円弱は高いかもしれません。
でも、「ブランドは気にしないから、シンプルでしっかりしたトートバッグが欲しい!」という人には本当に素敵な選択肢だと思います。
作成秘話を聞いてきた
「でもモンゴルの職人さんって大丈夫なんですか?(笑)」
とかめっちゃ失礼なことまで聞いたら、いろいろ教えてくれました。
正直、最初はクオリティが話にならなかったみたい。
1924年~1990年まで社会主義だったモンゴルは、今日も未だに各方面の技術力が低いらしい。
それで、最初にトートバッグの試作を工房にお願いした時にはスッゴイ残念なトートバッグが出来上がったそう。
その最初の残念なトートバッグが下の写真の一番左。
そこから、右に行くごとに技術教育と試作が進んでいったらしいのです。
初期(一番左)は切りっぱなしのめっちゃ適当ですよね。
私は「オシャレを狙った新作かな!?」と疑いましたが、ただの初期作品でした。
で、数々の試作や現地職人の技術教育を経て、一番右のトートバッグができたとのこと。
ちなみに、研究開発の際には「某めっちゃ高いブランドのトートバッグ」を完全にバラしてパーツ研究とかをされたそうです。
HushTugのトートバッグを触っていて、「コスパ重視系なのにパーツ数が多くて丁寧な作り」だと感じましたが、そういう理由があったんですね。
すごい納得しました。
個人的感想:シッカリ系のトートとしてコスパ高いと思う
僕は欲しいと思いました。
パーツの数が多いし、革は厚いし、内布も高級感があります。
ブランドのロゴが付けば数倍でも全く違和感ありませんし、ブランドがつかなくても1.5倍で戦えそうな感はあります。
でも、さすがにレザートート2つは使い切れないので見送りましたが。。。
Made in モンゴル、というのも疑い半分で見に行きましたが、革の香りも縫製もいい感じで驚きました。
国はお隣でも、中国製の残念なやつとは全く違います。
Amazon等では販売されていないので、購入は公式ページになります。
ちなみに、30日間返品交換OKが無料みたいです。
HushTugのトートバッグ公式販売ページへ